施術は KingofDog オーナー常井 が行います
◆犬の整体研究所認定の犬の整体師
犬の整体研究所主催『犬の整体師養成講座』神戸教室の実技講師をしております
◆プラーナ和漢自然療法アニマルクリニック
- 犬の食事療法インストラクター師範講座修了試験合格
- 犬の理学療法インストラクター師範修了試験合格
- 犬の自律神経インストラクター養成講座修了試験合格
今は保護犬黒プーDIPと保護犬ミックス犬TENと、犬のいる暮らしを楽しんでいます。先代犬KINGの介護経験のおかげで、身体の外からケアする『犬の整体』の大切さを知り、整体師になった今も学びを深めております
整体を学ぶきっかけは先代犬の介護生活
犬にとって『立つ』『歩く』はとても重要なこと
あの嬉しそうな顔は一生忘れない
ある日の散歩中に愛犬KINGが大きな発作を起こし、そのまま動物病院へ。
『次大きな発作が起こるととても危ない状況です。それは今夜かもしれません』
と言われてから、KINGの介護生活が始まります。
発作の次の日はよたよたながらも家の中を歩きまわり、少しほっとしたのを覚えてます。
光、風、音、少しの刺激で発作が起こるので、病院以外はおうちでの生活になりました。
立ち上がる日、まるっきり起き上がれない日まちまちです。
勇ましく勝気なKINGがどんどん弱っていく。。。病院に何軒行ってもはっきりした理由は分からず、歳だから、癲癇持ちだから。。。ふらふらするのは神経からかなぁ。。。とお医者様。。。
踏ん張れない、一歩が出ない。倒れる。。。抱っこするととにかくかたい。。。
病院でストレッチなど教えてもらうも、みようみまねではどのくらいの力で、どのくらい広げていいものか全く分からず、怖すぎてKINGを前に何も出来ない自分がいました。鍼にも通っていましたがKINGの体はどんどんかたくなって動きにくそうにしてるのを見守るしかありませんでした。
そんなある日見つけた『犬の整体』 どんなものなのかさっぱりわからないけどすぐにお願いしました。とにかくKINGに１時間、KINGにだけ集中して１時間向き合ってもらえる。（動物病院ではそういうわけにはいきませんから）KINGが少しでも楽になれればと言う願いを込めて。
施術後その日はぐっすり、ほんとぐっすりKINGは寝ました。おかげで久しぶりに買い出しに行けました。。次の日、何日ぶりだろう、数日寝たきりだったKINGが立ち上がり、嬉しそうに家の中を歩き回りました。そんなKINGの嬉しそうな姿に小躍りしたのを覚えてます（動画残してあります）
それから１週間ずつ鍼、犬の整体、鍼、整体とおうちでKINGが逝ってしまう数日前までケアをしてもらいました。
整体施術受けながらも、最後の３か月はまるっきり寝たきりになりました。
ですが、お別れの最後のその日まで綺麗でふわふわのままKINGが逝けたのは、整体のおかげでもあったのではないかと思っています。（これはあくまでも整体師になる前の私の個人的な感想です）
↑ ↑ ↑ そういう経験をし、少なくとも整体のおかげだ！とも思えたからこそ、犬の整体に興味を持ち、施術される側から施術する側へとなりました。
犬の整体はあくまでもケアです。病気やけがを治せるわけではありません
残念ながら施術を定期的に受けていても、KINGみたいに最後は衰えお別れがやってきます
ですが、筋肉や犬の骨格構造を学び整体師になってKINGに関して言える事。（当時のKINGの歩容動画を何度も見返しました）
歩いてる途中に倒れてしまうのは、肩甲骨、股関節の可動域が悪かったせい。（当時は脳から来てるのかと思ってた）（脳神経系である可能性の子もいます。あくまでKINGの動画を見て、関節の動きの悪さからこのように表現しています）現に整体を受けた次の日から楽しそうに歩いた。動画を見ても明らか関節が動いてる。
特に方向転換、横ブレに耐えられなかったのは殿筋の衰え。
使いにくいから使わなくなって衰えていった筋肉。今思えばシニア犬あるある。
KINGは体重が落ち始めて、寝たきり一歩手前で整体を始めました。
もし、時を戻せるなら、歩くスピードが遅くなったな。腰落として歩いてないかい？と思った時点で筋肉揉んでしなやかに動きやすい筋肉にしてあげられていたら、最後まで大好きだったお散歩にいけたのかなぁなんて思ったりもします。
その時のKINGの筋肉がどんな状態だったのかはその時の私にはわからないので、たらればの話になってしまうのですがもっと早い時期から、もっと頻繁に揉んであげられてたらどうなってたんだろうなと。
KINGとの経験は私にとって宝物です。初心忘れるべからずで目の前の愛犬様と飼い主様に向き合っていきたいと思います。
歩くスピード落ちたな。お尻下がってきてないかい？階段上がりにくそうね。なんかカクカクしてない？ etc...
お気軽にお問合せください